2000年08月08日
E工事区・・・鉄道橋梁を全面改修
・F駅構内を流れる川の河川改修計画に合わせ、国鉄の鉄道橋梁を全面改修することになり、この工事の設計は工事二課設計係の私が担当することになった。ほぼ設計が完了し、本工事が開始されていた工事中盤から、今度は、現場の工事監督としての助役の発令を受け、自分が設計した工事の現場を任されることになった。弱冠28歳。机の上で考えていることと、現場の実態が相当かけ離れているという事を痛感する。
・ 工事施行が「潜函工法」と呼ばれ、管理局発注工事としては極めてまれな工法であり、専門業者の知識・技術・経験に頼らざるを得ない状況であった。
・ 鉄道が走っている橋梁の下で野工事であり、作業員の傷害事故防止は当然のことであるが、大勢のお客様を運んでいる「列車の安全・安定輸送の確保」に全神経を払わなければならない。これが在来線の工事での最大のポイントである。
・ 新しい橋台・橋脚が出来上がり、いよいよ橋桁交換である。もちろん列車を走らせながらではあるが、「線路閉鎖工事」で列車ダイヤを変更するなどしてその工事に必要な時間は確保。通常橋桁交換は、工事用サンドル(仮設足場)を組み、当該線からの縦送り、または隣接線からの横取り工法が主であるが、ここでは、当該線だけを使っての橋桁交換専用の「操縦車」を使用することになった。工事足場もほとんど必要としないこの工法、国鉄が誇る「特殊部隊」であり、全国での運用がなされている。かなり日数にわたっての大工事であったが、事故もなく無事完了。見違えるような新しい鉄道橋が完成した。





