保線
2000年08月29日
線路の保守をする大事な仕事、それが”保線”です。あ、地味って思ったでしょ。
そうなんです。ですが、これが鉄道の安全のためにはとても大切な仕事です。
それと、”技術”が必要。やりがいのある仕事です。
[記事一覧]
・保線作業員
・保線のやりがいや魅力は?
・仕事の責任とやりがい ~保線の生の声
・保線作業は夜にするの?
・「男のロマン?」3Kといわれる仕事、それが保線の仕事
・今は機械化システム化が進んでいる
・【コラム】保線作業って、線路を歩くだけじゃぁないの?
・「凍上作業」線路が凍みあがる! マイナス20℃の中での作業
・保線区の仕事。決して楽な仕事ではない。
・有名大学での大学委託研究員
・管理局工事第二課・・・列車からのウンチが飛散!
・E工事区・・・鉄道橋梁を全面改修
・管理局工事第一課(停車場計画担当)
~ここよりJ保線市区長
・始めての保線現場 J保線支区長
・【アッ、危なぁーい!】危うく命拾い
・ロングレール交換はいつも雨
・人身事故・・・言葉がでない
2000年08月28日
2000年08月26日
「保線のやりがいや魅力は?」
| 順位 | 志望理由 | 票数 | 票数 |
| 1 | 列車の安全、乗り心地の 良さに寄与 | ■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■ | 32 |
| 2 | 縁の下の力持ちという 存在であるが、重要な仕事 | ■■■■■■■■ ■■■■■■■ | 23 |
| 3 | 高い技術を要し、自分たちが いないと電車が動かない というプロ意識 | ■■■■■ ■■■■■ | 10 |
| 4 | 日々の達成感 | ■■ ■■ | 4 |
| 5 | 環境 | ■■ ■ | 3 |
| 6 | ・・・ |
・「縁の下の力持ち」というキーワードが随所ででてきました。
・華やかなイメージはありませんが、保線なくして安全で快適な鉄道はありえません。そういう意味では、本当にやりがいがある仕事だと改めて感じました。
・環境に関しては、内勤ではない点、手当がつく、などの意見がありました。
2000年08月25日
| ・安全安定輸送のためや、乗りごこちの良い線路を保守すること。 |
| ・列車が安全に走行できるように、終電後に作業をして安全輸送を支えていること |
| ・労力がいるが影の役割的な達成感のある仕事をしている |
| ・表には出ないが、どの業務より重要な仕事 |
| ・縁の下の力持ちとして、人知れず夜中に線路・道枕及び枕木等の点検・交換をすることで安全に旅客輸送に貢献している。 |
| ・列車の安全を守るために、常に壊れ続ける線路を直し続けていかなくてはいけない責任がある。昔ながらの作業と最新テクノロジーが同居している部分にメカニカルな魅力を感じる |
| ・安全輸送の手伝いが出来ること。 |
| ・乗り心地に重要なかかわりを持っていて直接的ではないが、最終的にはお客さまに結びつく。 |
| ・日常は地味であるが、線路がきちんとしていなければ列車は走らない、という自負がある。そして、工事、特に災害復旧などで予定の列車までにきちんと仕上げて、初列車を無事迎えた時の感動は筆舌に尽くしがたい。 |
| ・メンテナンス後列車の乗り心地が良くなったとき。 |
2000年08月24日
施設関係(特に保線)は自分が主に経験してきたからかもしれないが、まさに縁の下の力持ち的役割を果たす。しかし「列車の安全は我らが支えている」という責任感と自負。なかなか男らしい仕事、「男のロマン」を感じられる職場と思う。
線路の狂いをなくすること即ち「軌道整備」が重要な仕事である。もう一つは、災害が予測される時、あるいは災害が発生した時には、線路を巡回して、異常がないかを調査し、異常があれば適切な処置を行う。すなわち、「災害から線路を守る」という尊い使命がある。
線路は列車が走るごとに壊れてくる。これを「軌道狂い」といい、いくつかの種類があり
①「軌間」:レールとレールの幅、新幹線は1,435mm、在来線は1,067mm。これが狭くても、広くてもいけない。ただし、曲線区間では列車がスムーズに走れるよう、レール幅を広くしている(スラックという)。
②「通り」:線路と平行方向の狂い(レールの長手方向の「左右」の狂い) 10mの糸を張ってどれだけ狂っているかを検測する。
③「高低」:線路と平行方向の狂い(レールの長手方向の「前後」の狂い) 10mの糸を張ってどれだけ狂っているか検測する。
④「水準」左右レールの高さ。直線区間であれば、左右レールは同じ高さ。曲線部では列車がスムーズに走れるよう「カント」が付いているため、外側レールの方が高い。
2000年08月23日
新幹線車両は40~60t/両、在来線でも40t/両の重量があり、最高速度は新幹線で270km、在来線で130kmもの高速で走行しており、そのまま放置すればレールやその周辺の構造物は傷んで、脱線などの原因にもなる。
このため、定期的に軌道検測車うを走らせて軌道の狂い量を検測し、その結果によって道床やレールの整備を行ったり、材料の交換を行うのが保線作業である。
従来人間の力に頼っていた保線の仕事も、近県では新しい機械の導入やシステム開発など大きく様変わりしている。
軌道狂いの補修作業の中でも、(4)高低狂い整正作業は、レール面が水平になっていない状態であるため、正しい状態にまでレールを持ち上げ、その結果できるまくら木と道床バラストとの空間にバラストを挿入して搗き固める作業をいう。
当時は図のように、4人が1組になって掛け声をかけながらビータ(ツルハシ)でマクラギ下部を搗き固めていた。その掛け声は保線音頭(トコショット節)とも呼ばれていた。
昔は皆人力で行ってきたが、今では機械化システム化が進んでいる。
①軌道整備は、MTT(マルチプルタイタンパー)での作業はほとんど。列車の走らない時間帯、おもに夜間作業が主体である。
②軌道の検測も、「軌道検測車」が作られて以来、営業列車と同じ速度で走りながらの検測が可能となった。
新幹線ではオレンジ(黄色)に塗装された「 ドクターイエロー」。在来線では「ドクター東海」と呼んでいる。 
ドクターイエロー(新幹線)
在来線用
2000年08月22日
2000年08月19日
2000年08月13日
・学園卒業後は、3ヶ月間の各系統を回る現場実習が行われ、駅、運転系統(車掌区、機関区・電車区)電気系統、そして専門の土木系等として、B保線区での実習が行われた。他系統の職場を経験できるのは、多分今回しかなく、それぞれ、非常に興味深くいろいろな経験をさせてもらった。今でも思い出すのは、蒸気機関車の機関助士が行う『投炭』(石炭を蒸気機関車の釜に投入すること)。非常に暑い運転台での投炭は、なかなか難しく万遍に石炭をばら撒く必要があるため、相当の体力と、経験、技術が求められる大変な業務である。
又、車掌業務では、車内を巡回したが、お客さんの前で初めて『ご乗車ありがとうございます』という声がなかなかスムーズに出てこず、お客様から質問が出ないかとひやひやものであった。
・3ヶ月の実習期間を過ぎ、初めての配属先がC保線区。区長は我々大学課程の前身である専門部卒業の大先輩。当時、中央線の線増工事(単線を複線にする)華々しい時、複線化にあわせて多治見の駅構内の配線を大幅に変えるC駅構内改良工事が計画・実施されているときであった。このため学園時代に取得した「測量士」の実力(?)を活かす最高のチャンス。この作業には協力会社が外注工事として担当して頂いたが、これまた専門部の先輩が営む測量会社の指導の下、見よう見まねで始めた測量作業も、徐々に格好が付くようになった。
・線路の保守管理を主に行っているのが「保線区」、線増工事など大規模改良工事を主に担当するのが「工事区」であったが、駅入り口までの線増工事は工事区が、多治見駅構内改良は保線区が担当したが、工事区長さんもこれまた専門部の先輩。周囲に多くの大先輩がいてくれ大変心強い限りであった。ついつい気が緩んでしまったのか、工事区の助役さんに「ねえ助役さん!・・・」となれなれしく話しているところを、海軍兵学校出身の工事区長から、「助役さんに対しての言葉使いが馴れ馴れし過ぎる。もっと助役さんに対しては、キチンとした物の言い方をしなければだめだ!」と、大叱られ、関西弁で気安さもあって節度のない話し振り、大いに反省するところであった。
・当時は、独身寮から、おおむね1時間かかっての蒸気機関車の牽引する列車で通勤。トンネルが多いこの区間では、トンネルに入るたびに窓を閉めないと、機関車の煙が、強い臭いと共に窓から入ってきて、目も口も開いていられるものではない。
一人暮らし、寮に帰れなくても、当直室があるため、マージャンで遅くなってぃは良くこの部屋を使わせてもらった。二段ベッドに男が4人、顔の前に足が伸びてくるという体制で就寝。区長から「カラスの啼かない日はあっても、おまえがマージャンやらない日はないね!」と揶揄される位、仕事も一生懸命やった(つもり)だが、いろいろお遊びにも熱中した時代であった。
2000年08月10日
・テーマは「高張力ボルトの、アルミ接合への応用」と記憶しているが、鉄板での高張力ボルトは幅広く使用されているが、この方法は軽量なアルミ板に果たして適用できるか?ということを調べるのが主な目的で始まった。毎日、ストレス・ストレインゲージを貼り付けた試験片に、いろいろな荷重を加え、そのデータを解析するもので、教授や先輩研究員の指導を受け、1年間で何とか纏め上げレポートを提出。無事(?)修了させてもらった。

新幹線は、列車が運行されている時間帯に線路内に入ることは厳しく制限されているため、終列車通過した後から翌日の始発列車が走るまでの間に作業を完了しなければなりません。


